親と不仲で、
関係が微妙なまま
結婚式を迎えることもあります。
そうすると、
悩むのが「花嫁の手紙」です。
何を書けば良いのか、
困ってしまいますね。
一般的にも、
花嫁の手紙を読むのは、
そのような理由で、
別の演出を選ぶケースもあるようです。
今回は、
親と不仲だった場合「花嫁の手紙」を
どのように書けば良いのか。
または別の方法は?
を特集しました。
ご参考になれば幸いです。
花嫁の手紙を読みたくない!そもそも読むべき?
ブライダルプランナーさんの立場で、
花嫁の手紙を読むことをすすめるのは、
両家のご両親への配慮
思い出に残る
演出上の見せ場
などの理由があります。
花嫁の気持ちの準備ができていないなら、
「式場で読む」という演出ではなく、
「手紙をプレゼントする」という演出にして、
両親にはあとで読んでもらう方法はいかがでしょうか。
![](https://irodori-techo.com/wp-content/uploads/2019/04/064662-214x300.jpg)
手紙をプレゼントする時には、
ウエイトベア(体重ベア)もいっしょにプレゼントするなどの
演出プランもあります。
ブライダルプランナーに相談して、
ステキな結婚式にしてください。
昔不仲だったけど今は関係が修復した花嫁の文例
![](https://irodori-techo.com/wp-content/uploads/2019/04/335245-300x212.jpg)
「今は関係が修復した」のであれば、
あえて不仲だったことを深く書かなくて良いと思います。
式場の雰囲気は、明るいほうが好まれるからです。
基本構成は、こんな感じになっていれば大丈夫です。
(1)あいさつ・呼びかけ
(2)前文
(3)エピソード
(4)抱負・決意
(5)結び
(1)のあいさつ・呼びかけは、
式場に来てくれた人に向けると、
手紙を読む心の準備が整います。
皆さま、
本日は私たちの結婚式にお集まりいただき、
ありがとうございます。
この場をお借りして、
両親への手紙を読むことをお許しください。
(2)の前文では、
エピソードにつなげる言葉を選びましょう。
お父さん、お母さん、
やっとこの日を迎えることができました。
これまでのことを振り返ると、
大切な思い出があります。
(3)のエピソードは、
父親との思い出を1つ、母親との思い出を1つ、
それぞれ選んで手紙に書きましょう。
多くても、
読む時間が長くならないように3つずつにしましょう。
お父さんは、
「大事に育ててきた娘だから幸せにしてください」と、
あいさつに来た◯ ◯ さん(新郎)に、
そう言ってくれました。
きょう、お父さんと一緒に
バージンロードを歩くことができて本当に幸せです。
あなたにとってのベストのエピソードを選んでくださいね。
お母さん、
私が高校生のころ、
進路を決められないことを
お母さんのせいにしてしまいました。
今は、
お母さんのおかげで
良い方向に進めたと感謝しています。
(4)抱負・決意は、2種類の文例を用意しましたので
好きな方を選んでくださいね。
「」
のあとに続けてください。
例1
私はきょう、◯ ◯ さんと新たな一歩を踏み出します。
二人で幸せな家庭を築きますので、ずっと見守ってください。
例2
私はきょう、◯ ◯ さんと新たな一歩を踏み出します。
これからは ◯ ◯ さんと幸せな家庭を築いていきますので、
お父さんお母さん、安心してくださいね。
(5)結びは、
(1)のあいさつ・呼びかけに合わせましょう。
皆さま、本日は本当にありがとうございました。
おかげまで、無事にきょうの日を迎えることができました。
これからも、私たちをどうぞ温かく見守ってください。
今も親と不仲な花嫁文例
今も親と不仲な場合は、
忌み言葉と重ね言葉を使わないように注意して、
エピソードをまとめしょう。
不仲であることは、
会場の人も知っている人は知っているので、
その場が緊張するような手紙にはしないほうが良いです。
「反抗期」は「思春期」のほうが印象がやわらかくなります。
思春期には、お母さんを困らせてしまいましたね。
中学のころ、
叱ってくれたのは、
私のためを思ってくれていたことに気づきませんでした。
お父さんは、
私とお母さんの様子にずっと心配してくれました。
(声をかけてくれた時のエピソードを書きましょう。)
抱負・決意では、
お父さんお母さんに安心してもらえるように、
◯ ◯ さんと幸せな家庭を築きます。
となるように文章をつなげます。
結びでは、新郎の両親への言葉を添えてください。
◯ ◯ さんのお父さん、お母さん、
親族の皆さま、
何かと至らない私ですが、末永くよろしくお願い致します。
まとめ
![](https://irodori-techo.com/wp-content/uploads/2019/04/441746-300x257.jpg)
手紙の長さは、
ゆっくり読みあげて3分以内になるようにしましょう。
忌み言葉と重ね言葉を使わないように注意して、
下書きを書いて、
修正していくことをおすすめします。
感動させようと、気を使わなくていいですよ。
仲直りの言葉は、
別に日に直接伝えることもできますから。