親と不仲で、
関係が微妙なまま
結婚式を迎えることもあります。
そうすると、
悩むのが「花嫁の手紙」です。
何を書けば良いのか、
困ってしまいますね。
一般的にも、
花嫁の手紙を読むのは、
そのような理由で、
別の演出を選ぶケースもあるようです。
今回は、
親と不仲だった場合「花嫁の手紙」を
どのように書けば良いのか。
または別の方法は?
を特集しました。
ご参考になれば幸いです。
花嫁の手紙を読みたくない!そもそも読むべき?
ブライダルプランナーさんの立場で、
花嫁の手紙を読むことをすすめるのは、
両家のご両親への配慮
思い出に残る
演出上の見せ場
などの理由があります。
花嫁の気持ちの準備ができていないなら、
「式場で読む」という演出ではなく、
「手紙をプレゼントする」という演出にして、
両親にはあとで読んでもらう方法はいかがでしょうか。
手紙をプレゼントする時には、
ウエイトベア(体重ベア)もいっしょにプレゼントするなどの
演出プランもあります。
ブライダルプランナーに相談して、
ステキな結婚式にしてください。
昔不仲だったけど今は関係が修復した花嫁の文例
「今は関係が修復した」のであれば、
あえて不仲だったことを深く書かなくて良いと思います。
式場の雰囲気は、明るいほうが好まれるからです。
基本構成は、こんな感じになっていれば大丈夫です。
(1)あいさつ・呼びかけ
(2)前文
(3)エピソード
(4)抱負・決意
(5)結び
(1)のあいさつ・呼びかけは、
式場に来てくれた人に向けると、
手紙を読む心の準備が整います。
皆さま、
本日は私たちの結婚式にお集まりいただき、
ありがとうございます。
この場をお借りして、
両親への手紙を読むことをお許しください。
(2)の前文では、
エピソードにつなげる言葉を選びましょう。
お父さん、お母さん、
やっとこの日を迎えることができました。
これまでのことを振り返ると、
大切な思い出があります。
(3)のエピソードは、
父親との思い出を1つ、母親との思い出を1つ、
それぞれ選んで手紙に書きましょう。
多くても、
読む時間が長くならないように3つずつにしましょう。
お父さんは、
「大事に育ててきた娘だから幸せにしてください」と、
あいさつに来た◯ ◯ さん(新郎)に、
そう言ってくれました。
きょう、お父さんと一緒に
バージンロードを歩くことができて本当に幸せです。
あなたにとってのベストのエピソードを選んでくださいね。
お母さん、
私が高校生のころ、
進路を決められないことを
お母さんのせいにしてしまいました。
今は、
お母さんのおかげで
良い方向に進めたと感謝しています。
(4)抱負・決意は、2種類の文例を用意しましたので
好きな方を選んでくださいね。
「」
のあとに続けてください。
例1
私はきょう、◯ ◯ さんと新たな一歩を踏み出します。
二人で幸せな家庭を築きますので、ずっと見守ってください。
例2
私はきょう、◯ ◯ さんと新たな一歩を踏み出します。
これからは ◯ ◯ さんと幸せな家庭を築いていきますので、
お父さんお母さん、安心してくださいね。
(5)結びは、
(1)のあいさつ・呼びかけに合わせましょう。
皆さま、本日は本当にありがとうございました。
おかげまで、無事にきょうの日を迎えることができました。
これからも、私たちをどうぞ温かく見守ってください。
今も親と不仲な花嫁文例
今も親と不仲な場合は、
忌み言葉と重ね言葉を使わないように注意して、
エピソードをまとめしょう。
不仲であることは、
会場の人も知っている人は知っているので、
その場が緊張するような手紙にはしないほうが良いです。
「反抗期」は「思春期」のほうが印象がやわらかくなります。
思春期には、お母さんを困らせてしまいましたね。
中学のころ、
叱ってくれたのは、
私のためを思ってくれていたことに気づきませんでした。
お父さんは、
私とお母さんの様子にずっと心配してくれました。
(声をかけてくれた時のエピソードを書きましょう。)
抱負・決意では、
お父さんお母さんに安心してもらえるように、
◯ ◯ さんと幸せな家庭を築きます。
となるように文章をつなげます。
結びでは、新郎の両親への言葉を添えてください。
◯ ◯ さんのお父さん、お母さん、
親族の皆さま、
何かと至らない私ですが、末永くよろしくお願い致します。
まとめ
手紙の長さは、
ゆっくり読みあげて3分以内になるようにしましょう。
忌み言葉と重ね言葉を使わないように注意して、
下書きを書いて、
修正していくことをおすすめします。
感動させようと、気を使わなくていいですよ。
仲直りの言葉は、
別に日に直接伝えることもできますから。