保育園や幼稚園の行事でも、
笹に短冊を飾りますね。
園児たちは、
おうち用にも小さい飾り付けを持ち帰ります。
一体どんなことをして過ごすのが正解なのかな?
そこでこのページでは、
七夕当日の家での過ごし方
についてお伝えします。
Contents
七夕の日は家では何をするの?行事としての過ごし方について
七夕の日にお願いごとをする
なんとなく、
「七夕は願い事をする日」
と覚えている方は多いのかと思います。
一体なぜ、
七夕の日にお願いごとをするようになったのでしょう。
むかしむかしのお話をたどると、
次のように変化してきたようです。
機(はた)を織る織女(織姫/おりひめ)にあやかって
中国の行事「乞巧奠(きっこうでん)」で
女性たちが裁縫の上達を祈願した。
↓
日本の一般の人に伝わると、
日本では和歌や習字などの
芸事(げいごと)の上達を祈願して
願い事を短冊に書くようになった。
↓
今は、
どのような願い事を書いても良いという七夕になった。
子供に教えるなら、
「上手にできるようになりたいことをお願いしよう」
というのが良いのかもしれませんね。
おうちでも、
七夕飾りセットを買って、
七夕の飾り付けをしてみてください。
12月のクリスマスツリーのように、
子供たちと
楽しむことができたらいいですね。
七夕の行事食をいただく
五節句の行事食
七夕にも行事食があります。
ですから、行事食を準備していただきましょう。
せっかくですから、
五節句とその行事食をお伝えしておきますね。
- 1月7日
人日(じんじつ)の節句(七草の節句)
行事食は、七草粥(ななくさがゆ)です。
無病息災を願っていただきます。 - 3月3日
桃の節句
ちらし寿司、蛤のお吸い物、白酒、
菱餅(ひしもち)、ひなあられなどをいただきます。 - 5月5日
端午の節句
関東を中心に、柏餅。
西日本は、ちまき。 - 9月9日
重陽(ちょうよう)の節句(菊の節句)
行事食は、菊酒や栗ごはんなどです。 - そして、
7月7日の七夕の節句は、そうめん。
(簡単に作れるものでホッ!)
七夕にそうめんが食べれられるようになった言い伝え
もともと七夕に食べられていたのは、
「索餅(さくべい)」という食べ物だったそうです。
そうめんの原型とも伝えられているヨ!
「索餅(さくべい)」のお話としては、
霊鬼神の伝説があります。
そのむかし、
7月7日に死んだ帝の子が霊鬼神となって、
熱病を流行らせました。
その子の好物だった索餅を供えると、
祟(たたり)が鎮(しず)まった。
そんなお話です。
それで、
「7月7日に索餅を食べると1年間無病息災で過ごせる」
となったそうです。
その後「索餅」は「素麺」へと変化して、
七夕にそうめんを食べるようになったと伝えられています。
この風習は、
日本では室町時代にはあったようです。
七夕のそうめんをおしゃれに盛る!
インスタグラムから集めました!
https://www.instagram.com/p/Bk7F61oFvak/?utm_source=ig_web_copy_link
https://www.instagram.com/p/Bk7ZIYaho-2/?utm_source=ig_web_copy_link
https://www.instagram.com/p/Bk6OqLxgJGc/?utm_source=ig_web_copy_link
https://www.instagram.com/p/Bk6wpugFZwX/?utm_source=ig_web_copy_link
どのおそうめんも、色とりどりで
立体感があり華やか!
私も真似したいです(*^^*)
学校給食の七夕ゼリーをおうちで作ろう!
ある地域だけのようですが、
学校給食に七夕ゼリーが出るそうです。
最近は、七夕ゼリーをおうちで作るようで、
レシピサイトでいろいろな七夕ゼリーが紹介されています。
七夕に食べるお菓子として、
定番にしても良いのではないでしょうか?
ここでは、
YouTubeから「七夕ゼリーの作り方」を選んでみました。
お子さんに七夕のお話をしよう!
七夕のお話をお子さんにお話して過ごすのも
良いかもしれませんね。
天の川には、神様が住んでいます。
神様には、織姫という娘がいました。
織姫は機織り(はたおり)が上手で、
とても働きものでした。
神様は、織姫の結婚相手を探します。
そして、彦星という若者を見つけました。
彦星は、牛の世話をしているしっかり者でした。
神様も気に入りました。
二人は結婚します。
すると、
今まで働きものだったのに、
二人は遊んでばかりになってしまいました。
仲良くしすぎてしまったのです。
みんなが神様に文句を言います。
「織姫さまが機織り(はたおり)をしないので、
みんなの着物が古くてボロボロのままです。
新しい着物を作るように言ってください。」
彦星のことでも文句を言われます。
「彦星が牛の世話をしないので、
牛たちが病気になってしまいました」
神様は、みんなを困らせた二人を会えなくしてしまいます。
天の川の東と西に、それぞれ離れ離れにしたのです。
二人は泣き続けました。
それを見た神様は、
昔のようにまじめに働いたら、
1年に1度だけは会わせくれるという約束をしました。
その、1年に1度だけ会える日が七夕です。
このお話、子ども心ながらに
2人が不憫で可哀想だと感じたことを
いまだに覚えています。
改心したなら、1年に1回(しかも晴れの日)だけでなく
毎日一緒にいさせてあげればいいのに。って。
親の立場からは
教訓も一緒に我が子に話したいですね。
まとめ
小さいお子さんがいる家庭は、
インスタ映えする「そうめん」や「七夕ゼリー」、
あるいは「七夕スイーツ」を作って、
無病息災を願う日にしてみるのはどうですか?