雨は嫌だなぁ~と、
梅雨の時期は窓から空を見上げることが多くなります。
会社に行きたくない。
学校に行きたくない。
家事を誰かに任せたい。
とにかく何もしたくない。
空が晴れないと気分も晴れないわけです。
そしてなぜか、
季節の変わり目は、
メンタルだけではく体調も崩しやすくなりますね。
今回は、
「梅雨になると気分が晴れない」
その原因と対策を知りたくて、
梅雨の症状、季節病、気象病、季節性感情障害
について調べてみました。
梅雨になると見られる症状
梅雨の影響は、こころにも体にも出ますね。
こころへの影響は、こんな感じではないでしょうか。
* やる気が出ない
* イライラする
* 集中力や思考力が低下する
* 人に会いたくない
* 不安や焦りを感じる
* 特に午前中の気分がすぐれない
体には、あらゆる病気の症状が出ます。
* 寝つけない
* 朝起きれない
* だるい
* 体が重い
* 吐き気
* 肩こり
* 頭痛
* めまい
* 耳鳴り
* 下痢
* 便秘
* 食欲不振
* むくみ
* 関節痛、
* 神経痛
季節病、気象病、季節性感情障害
先ほどの梅雨になると見られる症状は、
どのような体のしくみで出るようになるのでしょうか。
専門的な説明はむずかしいですけど、
季節病、気象病、季節性感情障害で共通しているのは、
「自律神経の乱れ」が原因になっているという点です。
「自律神経の乱れ」というのは?
自律神経は、
自分の意思とは無関係に働く神経で、
体のあらゆる働きを調整します。
血管や内臓の働き
食べ物の消化・吸収
肺呼吸、
体温調整や免疫、
ホルモン
これらの働きは、
自律神経の乱れによって崩れてしまうわけです。
自律神経は2種類ある
自律神経は、2つに分けられます。
- 体が活動しているときに働くのは、
「交感神経」。 - リラックスしている状態や
睡眠している時に働くのは
「副交感神経」です。
人間は、
「交感神経」と「副交感神経」のバランスが悪くとなると、
こころにも体にも影響が出るようになっています。
高気圧のときは、交感神経が活発化します。
低血圧のときは、副交換神経が活発化します。
梅雨のように天候が変わりやすい時期は、
気圧が影響して、
交感神経と副交感神経のバランスが崩れやすいので、
「梅雨になると見られる症状」が出てくるようになります。
梅雨のころは蒸し暑いときと寒いときがあるので、
自律神経も「どっちなの?」と混乱して、
機能しなくなってしまうのです。
ですから、梅雨以外にも季節の変わり目に気分が晴れないのは、
気圧の変化が激しくなることが原因と言えます。
梅雨になると気分が晴れない~その対策について
暑さと寒さの急激な変化によって、
自律神経は崩れます。
梅雨になって気分が晴れない場合は、
自律神経を整えることにポイントをおきましょう。
望ましくないのは、
暑いからといって、
冷たいジュースやアイスに頼ることです。
暑く感じる場合は半袖、
寒く感じる場合は長袖、
体で感じる気温を優先にして
服装での調節を徹底しましょう。
梅雨の雨で身体が冷える、
冷房で身体が冷える、
このような場合は、
お風呂で湯船にしっかりと浸かりましょう。
入浴は体を芯から温めて、
副交感神経を優位にしてくれます。
気持ちを前向きにしたいときは
うつ病の予防で取り入れられるのは、
日光浴とウォーキングです。
晴れた朝は、
ウォーキングをして
太陽を10~15分浴びましょう。
ウォーキングのような有酸素運動は、
神経物質の一つである
「セロトニン」を活性化させるそうです。
脳内のセロトニン量が増えると、
心が落ち着いて
集中力も高まると言われています。
朝の10~15分の日光浴も、
セロトニンの分泌が活性化するそうですよ。
気持ちを前向きにしたいときは、
体を動かしてみましょう。
まとめ
梅雨になって気分が晴れない場合は、
自律神経を整えましょう。
高気圧のときは、交感神経が活発化します。
低血圧のときは、副交換神経が活発化します。
暑く感じる場合は半袖、
寒く感じる場合は長袖、
体で感じる気温を優先にして
服装での調節を徹底しましょう。
身体が冷える場合は、
入浴で体を芯から温めて、
副交感神経を優位にしてください。
体を動かせるなら、
晴れた朝に、
ウォーキングをして
太陽を10~15分浴びると
気持ちを前向きにすることができます。